第107回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が3日、大阪市北区のフェスティバルホールであった。甲子園初出場の綾羽は、大会3日目の第2試合で高知中央(高知県)と対戦することが決まった。試合は7日午前10時半開始の予定。
抽選会では各校の主将が順番に札を引いた。綾羽の北川陽聖主将(3年)は22番目(開幕試合の2主将を含む)だった。
初めて臨む抽選会。最初は緊張もあったが、途中からは楽しめたという。引いた札は「7B」。この時点で、先に「7A」を引いていた高知中央との対戦が決まった。
大会3日目辺りがよかったといい、「調整しやすい」と北川主将。開会式での選手宣誓に立候補したが、こちらは残念ながら外れた。
甲子園練習、宿舎入り……と、チームにとって初めての経験が続く。この日の抽選会も千代純平監督は「(フェスティバルホールの出入り口に続く)レッドカーペットを上がるところから感動した」。大会3日目の試合については「滋賀大会のいい感覚のまま入っていける」と話した。
チームは、栗東市の野球部のグラウンドで調整を続ける。大会は4日に開会式リハーサルがあり、5日に開幕する。